信州名物 リンゴ りんごの生産・栽培の取材

信州・秋の味覚 の代表的な 『りんご』
どんなところでりんごは育つのか、どんな苦労があるのか・・・
40年近くりんごを育てていらっしゃる宮嶋佐一さん(宮嶋リンゴ園)に
いろいろお話を聞いてきました。




木の根元に見える台木
ワイ化栽培


 30年くらい前から、台木(だいぎ)
 を使って木を低くする 『ワイ化栽培』
 が取り入れられています。収穫の
 時に木から落ちたりすることもなく
 安全で、何より日光が良く当たる
 ようになるので光合成をたくさんし
 て美味しいりんごができるのだそう
 です(^^)


宮島さんの林檎の木は更に低く、
大人の背丈ほどでした。


原産地はイラン北東部〜ロシア
 リンゴは乾燥地帯での栽培に向いています。雨が多い地域や暖かいところは、病気に
 なりやすく虫がつきやすいため向いていないのだそうです。また、標高の高いところほど
 甘くて美味しいりんごができるとのこと。比較的降水量の多い日本のなかでも、雨が少
 なく寒暖差の激しい長野だからこそ、りんごの栽培に向いているというわけですね♪
 ちなみに、北へ行くほど酸味が強く、南に行くほど甘みが強くなるそうです。


Q.りんご栽培の難しい点、苦労することなど教えてください。

 宮島さん; 農薬をより少なくして虫がつかないようにするため、まずは“土作り”から気を配っています。

        良い土壌から良い木になり、良い実がつくというわけです。幸い、この辺の気候はりんご栽培

        に向いているので、防除は少ないほうだと思います。


Q.長野のりんごは、何が良くて美味しくなるのですか?

 宮島さん; 降水量の少ない乾燥した気候は、りんごを害虫から守ります。また、朝夕が涼しく

        一日の気温差が大きいので、甘くて味の濃いりんごになります。

        土・水・空気・・・この土地の条件すべてが美味しいりんごを作っています。


Q.りんご作りの楽しい点、また新しい試みなど教えてください。

 宮島さん; 20年もりんごを作っていると、台風などの天災で不作になったり、いろいろなことが

        あります。基本的に、りんご作りが好きでないと続かないでしょう。毎日育っていく

        りんごを見て、仕事が楽しいと思えることが幸せですね。

        

        ワイ化栽培もそうですが、有機栽培や品種開拓も試みています。とくに、加工用の

        酸味のあるりんごは需要が大きいと思われます。全国のりんご作りに携わる方たち

        と切磋琢磨しながら、より美味しいりんご作りを目指しています。


海外出張も多いそうです。お身体に気をつけて、これからも美味しいりんごを作ってください♪


〜 りんごにまつわる話 〜


  むかし昔、アメリカでジョナサンという人がアメリカのあらゆる場所に
 りんごの種を蒔いて歩きました。 そこから生えてきたりんごの木、
 その木につけられた名前が 『ジョナサン』(日本でいう紅玉)だそう
 です。
 
 アメリカやヨーロッパ各地では流通に時間がかかることもあって、日本
 のようにそのまま食べず、アップルパイやジュースなどに加工して使
 うことが多いそうです。そのため、加工して美味しい酸味の強いジョナ
 サン(紅玉)などを多く栽培しています。酸味の強いリンゴは煮ても煮
 崩れしにくく、りんごの味が引き立つので加工には最適なのです。

 日本ではそのまま食べる機会が多いので、甘くてシャキシャキした
 「ふじ」が好まれています。 11月頃に出回る「ふじ」は、他県への
 贈り物にとても喜ばれますよね。
 そんなみんなのアイドル(?)「ふじ」は、世界で2,000種類も栽培されて
 いるリンゴの中で生産量 第1位 なんです! スゴ〜イ \(◎∠◎)/
 
 名前の由来は、山本ふじこさん(昔の日本美人の代表者)と、青森の
 藤崎(ふじさき)試験所で開発されたこと、また日本一の『富士山』 を
 かけあわせてつけられたということです。まさに『日本のフジ』ですね。

 宮島さんいわく、オーストラリアのタスマニア島のフジりんごは美味しい!
 ということでした(^^)

 注文・お問合せは・・・
 宮嶋りんご園  TEL 0267-22-8175    


様々な種類のリンゴを堪能できるこの季節。

「一日一個のリンゴは医者知らず」というヨーロッパのことわざがあります。

りんごを食べてこれから迎える寒い冬を乗り切りましょう!


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