2004/02掲載号
    
  




 節 分

2月3日は『節分の日』


   立春(2月4日)を新年と考えると、3日は大晦日。前年の邪気を追い出す行事で、もともと宮中の

  行事が一般家庭に普及したものらしいです。

  年男、または一家の主人が「福は〜内、鬼は〜外!」と煎った大豆をまいて、自分の年の数だけ

  豆を食べるとこれから1年病気にならないと言われています。また、妊婦さんはこの豆を安産の 

  お守りにもできるそう(^^)

   豆まきの豆は、“煎り豆”を使わなきゃいけないらしいです。火を通すのは『やっつける』意味もあり、

  もし生豆を使って、拾い忘れたものから芽が出るとよくないことがある、と言われるので気をつけま

  しょう。



   節分の夜にその年の恵方(今年は東微北)を向いて、太い巻き寿司を無言で丸かじりすると、

  1年間よいことがあるのだそうです。もともとは愛知県の方の風習?だったらしいのですが、20数

  年前、大阪・道頓堀で節分のイベントとして実施したのをマスコミが取り上げ、全国に広まったそう

  です。 (この日大阪梅田の阪神百貨店では巻き寿司が4万本売れるとのこと。)

  

   なお、恵方(えほう)というのはその年の歳徳神がいる方角で、巻き寿司を使うのは「福を巻き込む」

  からで、「縁を切らないために包丁を入れない」ということで、まるごと食べることになったようです。



    


   昨日、子供といっしょに『おじゃる丸』というテレビアニメを見ているときのことです。

はじめから見ていなかったのですが、ストーリーとしてはこんな感じでした。


おじゃる丸が一緒に住んでいる“カズマ”という男の子の母親(なんて名前だったっけなー?
ゆみこさん?)が、ジャム作りに凝っていました。みんなが『美味しい!』と誉めるので、どん
どんエスカレートし、ピーマンやセロリ、じゃこやわかめなど、いかにもまずそうなジャムにハ
マっていきます。挙句に“にんにく”まで・・・。ものすごい匂いに耐えながらも、誰も『やめ
て!』と言えず・・・。しかも食事も作ることを忘れて、朝昼晩、また次の日も作りつづける始
末・・・。 やさしい旦那様は、夕食の食卓に文句も言わずパンにジャムを付けて食べるよう、
カズマとおじゃるに促す。毎回食事はそのジャムのみ・・・。『げげ〜っ!!』と思いつつ、食
べさせられても『まずいっ!!』の一言が言えない家族。 “誰か言ってくれ〜!!”とみんな
心の中で叫ぶが、誰も言い出せず忍耐! そのうちジャムで冷蔵庫がいっぱいになったの
で、近所におすそ分けをしようとするゆみこさんを必死に止める旦那様と息子カズマ。ようや
く本人がそのジャムを口にして、あまりにヒドイ味に気付く・・・という結末でした。

 夕食の準備をしながら何の気なしに見ていましたが、寝る前思い出し、ふと思う

ことがありました。

 私の人間関係に関する考え方のひとつに “何でも率直に言ったほうが良い” 

ということ。 その時、相手が嫌な思いをしようと傷つこうと、将来のその人のため、

または自分とその人の人間関係が、上っ面だけでなく本物でありつづけるため、

今、たとえ少し嫌な思いしてでも、率直に心を開いて話すべきだ!と思っています。


 友人関係、上司・部下、家族・・・。

 地域柄もあるかもですが、裏表なく言いたいことを言って生きてきた私の『モットー』でもあります。

長野に来て数年・・・。いや、長野だからというわけではなく年齢的なものかもしれませんが、

今更ながら、時と場合によっては考え直さなければいけないかな?・・・と思いました。


この『おじゃる家族』は、ゆみこさん(?)に一言も『まずい!』と言いませんでした。

おかげで周りはえらい迷惑を被りました。本人が自分で気付くまで数日という期間も

かかりました。

  相手に『お前、間違ってるぞ!』と指摘し、正すのは一瞬で出来ます。

しかし、言われた相手は嫌な思いをするし、反発心が沸いてきたり傷ついたりするかもしれません。

心から納得していなければ、同じようなことを繰り返すことでしょう。

もし、相手が自ら気付くまで待ってあげるとどうでしょう? 提案して促してあげるとしたら・・・?


 自ら気付いた時は、納得しているのだから繰り返すこともなく反発心もない。言われてできるより

自分で気付いてできるほうが良いに決まってます。

 それには少しの時間と精神的苦痛は伴いますが・・・


      子育ても同じ。子供だってプライドはありますもの。
 “人”を育てるのは容易じゃないですね。
 でも、その“人”に囲まれて私たちは生活している・・・
 いざこざも出てくるが、基本的には助けられているんですよね。


夫、親、兄弟、義父母、仕事に関わる人たち・・・。

何でも思ったことを言いあって成り立つ人間関係など、もしかしたら少ないのかもしれない。

相手のために率直に言うことは間違ってはいないと思うけど、人や状況によっては

相手のために『言いたいことを我慢する』ことも必要かな?


相手の気持ちを思いあって、生活できたら言うことないですよね☆



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